【漢和動向】唐勝春理事長が中智日本企業倶楽部で「不確実な時代における日系企業の中国ビジネスの方向性」講演を行った
4月19日午後、中智日本企業倶楽部智櫻会の招きで、上海漢和企業発展促進中心理事長の唐勝春氏が「不確実な時代における日系企業の中国ビジネスの方向性」と題して講演を行った。
在中国日本企業の経営者、ESG責任者、人事責任者、伊藤忠商事、三井住友海上火災保険など30名の代表者を対象に、「大国間競争と企業のルート」をテーマに、唐理事長は「ESGは中国、米国、日本、欧州の共存共栄への唯一の道である」と提言した。
唐理事長は、ESG、CSR、SDGsの違いから切り出し、中国経済は深刻な変革に直面しており、テクノロジーとイノベーションを原動力とする「新質」の競争力を形成しているため、日本企業はグリーン変革や産業の近代化に追随し、中国で得た収益を中国に引き続き投資するとともに、中国発のイノベーションを他市場に輸出し、「海外進出の中国企業」から「真の意味での多国籍企業」へと脱皮する中国企業とともにグローバル化すべきだと指摘した。
イベントでは、HOYAグループ・ビジョンケア事業部中国総裁の李夢華氏が、HOYAのESGの取り組みについて紹介した。